#1【前編】カムアウトしたら母を悲しませてしまいました。

You tube channel 『WAZATO』の書き起こしです。 できる限り原文のまま文字に起こしていますが、細かい意味合いやニュアンスなどは伝わらないこともありますので、ぜひ実際に動画を視聴することをおすすめします。 

WAZATO
同性カップルの2人が、視聴者様から頂いた体験談や相談をテーマにお話していくチャンネル 

たしP:おつかれさまです。お久しぶりですね。
ほしぴ:いやあそうですね。
(沈黙)
二人:ふふっ
ほしぴ:なんやねん
たしP:色々あってやることになったんですけど、とりあえず答えていきますか。
ほしぴ:はい
二人:お願いしまーす
ほしぴ:じゃあわたしの方から、今日の議題は…

カムアウトしたら母を悲しませてしまいました。

こんにちは。
私は心が中性で恋愛対象は女性の高校生(女)です。
母との関係で相談があります。
私は高校生になった春、母にカムアウトしました。
そのときは「好きなようにしなさい。」と言ってもらえたものの、
ロングからボーイッシュなショートヘアにしたり、メンズ向けの服を着たりと目に見える変化をしたため母を悲しませてしまいました。
自分はやっと女性らしい見た目でいることから解放されて幸せですが母のことが気がかりです。
母から成人式で振袖は着ないのかとか、スカートはもう履かないのか、あとは結婚の話や孫の話をされます。
一人娘ということもあるのかもしれません。
母の気持ちと自分の気持ちをどうやって両立させていけばいいのか悩んでいます。

たしP:やばだね
ほしぴ:まあ。うん
たしP:割とこういうの来るんだね
ほしぴ:いやあ来るでしょ
たしP:すごいわあ
ほしぴ:なんか難しくない?こうやっぱ親がさ、自分の大切な人だなって思う人たちっているじゃん?色々あると思うけど。だからその、目に見えてさ、不安そうにされてたりとかさ、悲しませちゃったなって思うとさ、ダイレクトに自分に突き刺さるし…本当はどうなっているんだろうとか、その不安がさ、伝染してこない?どう?
たしP:あたい?
ほしぴ:あたい(笑)、あたいよ
たしP:あたいは…結構、…2パターン作ってたかも。できてなかったと思うけど、親と過ごすときの自分の服装と、そういう友達と遊ぶときの服装は分けてたかも、ある程度ね。ちょっと配慮したかも。というのは、自分のなかでとっても大切だったから。でも多分さ、どっちかに軸を置ける人っているじゃん?たとえばどっちかの感情殺せる人とか、区切りがついてる人とか。でも高校生って無理だと思うのね。それに加えて多分この子絶対優しいじゃん?
ほしぴ:え思った!
たしP:優しいからさ、好きな人のためにできない自分とかさ、そういう面で考えちゃうんだろうなと思うんだけど。相手を大切にすることが自分の幸せって納得がいくんだったら、そういう相手が望む格好をすればいいと思う。ただなんか、大好きな人も自分を大切に思ってくれてる、で思ってくれてる相手――まあ自分のことね――を、一番に考えようって思ったら自分が一番好きな格好をするじゃん。どっちに気持ちの置き場所を作るかみたいな。

 

ほしぴ:これさ、見たときにさ。まず一言目で好きなようにしなさいって言ってくれるお母さんヤバく無い?
たしP:やさしい
ほしぴ:やさしい。なかなか頭で分かっててもさ、そうやって言える人ってこう…
たしP:立派に育ったわぁ
ほしぴ:なんかこの人のお母さんなんだなって思う

たしP:改めて話し合うとかじゃなくても、お手紙とか書けばわかってくれそう。
ほしぴ:ああ。いいですね。じわじわ形ね。
たしP:そこだったら伝わりやすいことってあるじゃん。…泣いちゃうかも。
ほしぴ:私もちょっといま来てる。自分の時どうだったかなってとか考えてたわ。
たしP:これって昔ばなしとかしていいんじゃない?
ほしぴ:いいかな
たしP:ほしぴの過去聞きたい人いるんじゃない?
ほしぴ:いやいやいや
たしP:結構重め(笑)
ほしぴ:結構重めよ、初回で
たしP:初回で結構重めなんだが(笑)

ほしぴ:私がカムアウトみたいなことしたのは、じわじわ系だから。匂わせ系。
たしP:大好きその話。その話好きよわたし。
ほしぴ:したのは、20…いくつだ?…22?21?で、言葉にしてみたの。私がこうだったらどう?みたいな。テレビとかでやり始めたじゃん?あの頃って。
たしP:やってたね、結構やってた
ほしぴ:テレビでやり始めて、一緒に見てるときにそれが流れて、ひぃって思ったけど、私がこうだったらどう思う?とか言ってて。
たしP:匂わせてるね
ほしぴ:めっちゃ匂わせてた、ドキドキしながら。お母さんは、…言っていいのかな、その時、こういう人は友達にほしいみたいなこと言ってて。お母さんもゲイの人とか友達に欲しかったなあって言ってて。
たしP:うれしい、泣いちゃうかもしれん
ほしぴ:私が学生になってから、周りがゲイとかそういうセクマイ系の子たちが増えてきて、ゲイの友達の話はしてたから、お母さんがいいなあ、ゲイの子そんなにいるんだいいなあ、みたいなこと言ってて。理解あんのかなと思うじゃん??
たしP:およよ…?

ほしぴ:でも私の匂わせって高校生くらいから始まってて
たしP:はははは
ほしぴ:めっちゃボーイッシュ、見せたじゃん?めっちゃボーイッシュだったし、バスケ部だったから、なんでもできちゃったのね、髪もめちゃくちゃ短くしてたし、いっつもメンズのヘアカタログ見せてたし、美容師さんにこれはできないよって言われてたし。笑
たしP:うん
ほしぴ:でも言われてた、その時も。可愛い格好すればいいのにって。でも別にカミングアウトはしてないから。
たしP:まあ理由があるもんね、バスケ部っていう。
ほしぴ:そうそう、いや邪魔だからいいよとか言ってたけど。でまあ大人になって、そういう匂わせをして、結局カミングアウトみたいなことするわけじゃん。
たしP:車の中でね。
ほしぴ:そうそう、いやあ、まあ、なんかその。
たしP:まあ割愛して…
ほしぴ:「こうなんだよね」って言ったときに「え!?」みたいな。もう車内シーン。
たしP:ははは
ほしぴ:私とお母さんの二人だけの車内シーン。氷、冷たっみたいな。「あ、言っちゃいけないことだったんだ」みたいな。ていうのも私お母さんすごい大事。お母さんにどんな傷つくこと言われようが、本能的にお母さんと過ごした時間が長いから、世界があるのね、お母さんと私の世界があって。だから、そこを壊したくないみたいな。壊すくらいなら我慢しようって思えちゃう。
たしP:私もそっちタイプかも
ほしぴ:ええもうだめだね今日(涙)。壊すくらいなら我慢しちゃええばよかったのに、私って最悪な奴だ、って感じだったから、、、そうやって一言目でまずそれを言ってくれる(相談者さんの)お母さん…
たしP::いやあすごいと思う
ほしぴ:好きなようにしなみたいな。
たしP:時代なのか性格なのか分からないけど、まずまあ、ありがとうじゃん
ほしぴ:ありがとうだね。そのことを相談してくれた子に言ってくれたことをまず
たしP:感謝
ほしぴ:感謝って感じ。
たしP:でもそっからの、一回打ち解けてからの、やりとりって、言ったやんみたいな話になってくるじゃん
ほしぴ:そうだね。でもなんかお母さんなりにそこから色んなこと考えたんだと思うよ。

 

(後編へつづく)

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